実習と講義の内容
◇「超高解像AFMにより液中で成長している結晶表面の原子像を得よう」「世界に1台しかないSpin-SEMによる超微粒子のナノ磁区構造観察」「コロイド結晶成長の謎を解き明かせ」など7件の最先端研究講演を行います.
※講演予定者(敬称略):
東京農工大学・松岡正邦「固相からの再結晶化-現象と速度論-」
京都大学・大藪範昭「液中における結晶表面の高分解能FM-AFM観察」
産業技術総合研究所・甲野藤真「スピンSEMによるナノ結晶材料の実空間スピン分析」
東京工業大学・石川正道「コロイド結晶成長の謎を解き明かせ」
明治大学・大塚岳「スパイラル成長の等高線法による数値シミュレーション」
産業技術総合研究所・山口智彦「BZ反応のラセン」
東北大学・塚本勝男「Interferometric Techniques for Investigating Growth and Dissolution of Crystals in Solutions」
◇核生成実験や結晶成長速度精密測定などの研究実習を実施します.また,高精度表面観察やコンピュータ・シミュレーション,結晶のキラリティの判別など多数の体験実習も行います.簡単な“その場”観察の方法,その他アイデアに富む実習を計画しております.
※講師予定者(敬称略):
○研究実習
名古屋市立大学・山中淳平,物材機構・澤田勉「コロイドフォトニック結晶の作製と観察」 オリンパス・真木孝雄,産総研・徂徠正夫「位相シフト干渉計による鉱物の高精度反応速度計測」
JAXA・稲富裕光「浮遊メルトの核生成」
○体験実習
アクセルリス・アブジットチャテジー「Molecular Modeling for Power Electronics Devices with Focus on Nitride Materials」
名古屋大学・宇治原徹「身近な材料の単結晶引上げ」
東北大学・塚本勝男、北海道大学・佐崎元「Interferometric Techniques for Investigating Growth and Dissolution of Crystals in Solutions」
東北大学・新家寛正、東北大学・塚本勝男、名古屋大学・上羽牧夫「キラリティーの光学的判別」
学習院大学・入澤寿美「MCシミュレーション観察で見る結晶成長」
東北大学・三浦均「フェーズフィールド法による結晶化の数値シミュレーション:結晶とその周囲の環境との相互作用」
明治大学・大塚岳「スパイラル成長の等高線法による数値シミュレーション」
産総研・山口智彦「BZ反応のラセン」