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会長のご挨拶 |
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日本結晶成長学会第13代会長
柿本 浩一 九州大学応用力学研究所
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2016年4月1日に日本結晶成長学会の会長を仰せつかりました九州大学応用力学研究所の柿本浩一です。
日本結晶成長学会は、1974年に発足以来42年の歴史をもつ学会であり、学術雑誌である日本結晶成長学会誌やスクールを通して結晶成長学の基礎から応用まで包含する学術分野の発展に長年寄与してまいりました。結晶成長学は、物理学、化学、材料工学、電気電子工学、化学工学、機械工学、応用数学等の理学や工学のみならず、薬学、生物学、医学までも包含する横断的な学問分野です。この横断的な学問分野をもとに、社会の要請、すなわち環境とエネルギー、安心と安全と健康の問題等に対して解決策を提示していくことが日本結晶成長学会のひとつの目的であると考えます。一方、実際の社会への貢献に耐えうるためには、確固たる基礎学問に立脚した基礎の発展が必須であり、日本結晶成長学会は、その名のとおり結晶成長に関する理論の発展に貢献することがもうひとつの目的であります。
物理学会や応用物理学会などの学会をはじめとして、結晶成長に関する研究コミュニテイーが日本結晶成長学会に集い、結晶成長をキーワードにして結晶成長の基礎と応用をさらに発展させ、社会からの要請に答えていくことが、日本結晶成長学会の方向であります。
古川義純先生が会長の時の2014年12月に青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞されました、赤ア勇先生(本会名誉会員、名古屋大学特別教授、名城大学終身教授)と天野浩先生(本会会員・評議員、名古屋大学教授)の業績は、日本結晶成長学会の全会員の励みになるものであります。また、本会では赤ア勇先生から寄贈された2009年京都賞の賞金の一部を「赤ア勇基金」として、「業績賞および赤ア勇賞」を設立しており、学会活動の発展に貢献していただいております。
また、2016年8月には名古屋において第18回結晶成長国際会議が、7月には琵琶湖畔にて第16回結晶成長夏の学校が開催されます。2001年に京都で開催されて以来の日本での開催であり、結晶成長学会会員および関係者の皆様の強力なご支援のもと、準備が行われております。この時を良い機会として、日本結晶成長学の基礎と応用のポテンシャルをもとに、日本、そして世界の平和と安全のために本学会が大きく貢献することが重要であると思います。
今後の学会のさらなる発展のためには、いままで理事や幹事の方々が努力してこられた財政問題があります。今後は、さらに支出と収入のバランスをとることにより、安定した学会運営が必須であると考えております。これにより、結晶成長学の社会貢献に向けた活動が推進できると考えております。学会員の方々と一緒に学会の将来像を検討し、学会全体での議論を深めていくことが重要であると考えています。今後とも、会員の皆さまからの忌憚のないご意見やご提言をいただきますようお願いいたします。
以上、会長就任にあたり学会発展のために微力ではございますが尽力させていただきます。また、会員の皆さまのご協力をお願いして、ご挨拶といたします。
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