日本結晶成長学会会員の皆様へ
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日本結晶成長学会誌の電子ジャーナル化について
日本結晶成長学会誌は、1974年の創刊以来、当学会の会誌としての役割だけではなく、
広く日本における結晶成長学をリードする刊行物として歴史を重ねてまいりました。
現在、第39巻が発行されて
おり、毎号会員の皆様にお届けしております。
しかしながら、近年の日本結晶成長学会の発展とは裏腹に、学会運営のための財政基盤がますます
厳しさを増してきました。学会理事会では、なんとかこの状況を改善し、健全な学会運営を維持する
ために不断の努力を払ってまいりました。皆様には、年会費の値上げなどのご負担増をお願いしましたのもその一環であります。しかしながら、学会財政の中で学会誌の印刷費が占める割合は依然として
高く、学会運営における大きな負担要因であることからは脱却できておりません。このような状況を鑑み、数年前から学会誌の電子ジャーナル化を推進すべく、準備を進めてまいりました。昨年11月に開催されました総会では、皆様に電子ジャーナル化のご承認をいただいたところです。
このような背景のもとで、いよいよ日本結晶成長学会誌第40巻から電子ジャーナル化に踏み切ることとなりました。従いまして、学会誌を印刷物として皆様にお届けするのは、本号が最後となります。次号の第40巻1号(2013年4月末発行予定)からは、電子ジャーナルとしてお届けいたします。
会誌の内容につきましては、電子ジャーナル化を機会にさらに充実を図り、日本における結晶成長学の基幹雑誌としての役割を今後とも果たせるように努めてまいります。会員の皆様へは、電子ジャーナル化によってさらに良いサービスを提供できるように、さらなる努力を継続していきたいと考えています。
電子ジャーナル化への移行がスムーズに進むように周到な準備を行っていますが、移行後しばらくはいろいろな問題点が顕在化する恐れもあります。その都度改善を図ってまいりますが、会員皆様からはご要望やご意見などを忌憚なくお寄せいただければありがたく存じます。
なお、電子ジャーナル化後の移行措置としまして、当面は会誌の概要をまとめた小冊子を発行して、お届けする予定です。会誌に掲載された記事の本文は、学会ホームページからお読みいただくことが
できるとともに、自由にダウンロードすることも可能です。会員の皆様には、改めて電子ジャーナルの購読方法についてのご案内を、郵送でお知らせする予定です。
新たに電子ジャーナルとして再出発する日本結晶成長学会誌が、ますます発展をとげることができるように会員皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
2013年1月
日本結晶成長学会
会長 竹田 美和
副会長 小田 修
副会長 柿本 浩一(次期編集委員長)
編集委員長 古川 義純(次期会長)