歴史的結晶収集と保存
結晶成長学会設立30周年、40周年記念事業のひとつとして、結晶成長学や成長技術の発展の歴史(経緯)を理解するために、結晶育成に関わった方々から貴重な結晶を提供していただき、国立科学博物館に保管していただく企画がありました。
結晶成長学会では、この企画を通年事業として続けています。具体的には、結晶成長学会がとりまとめて、随時、国立科学博物館に寄贈しています。皆様のご関係で、収集対象になる結晶をお持ちか、あるいはご推薦いただける結晶があれば、学会事務局へお知らせいただければ幸いです。
- 結晶の審査には以下の1)~8)が必要です。
- 1) 結晶の名称
- 2) 結晶の写真
- 3) 化学組成、結晶構造、などの結晶学的な情報
- 4) 保存に関する注意事項(潮解性、毒性など、ただし希望に添えない場合もあります)
- 5) 結晶の用途
- 6) 製造方法、製造年(月日)
- 7) 製造社(者)名
- 8) 結晶の歴史的価値を示す資料、例えば参考文献(論文・書籍、または講演要旨)、
または、それに関する新聞記事等の資料があればそのコピー - 9) その他のエピソード
更に、審査を通過して収集対象となった場合、展示用ラベルの原稿(400字程度)の執筆をお願いすることとなります。ご協力宜しくお願い致します。